無理に考え出そうとするのをやめる
重い病気、怪我、人生問題は、しっかりと向き合っていかないと、治らないものだ、改善しないものだ
しかし、それらが軽いものの時は、あまり気にせず、普通に元気に生活していれば、気がつけば、知らない間に忘れたように、治っていたりするものだ
僕の病気や人生問題は、重いものだった
それ故、あれこれ考えたり、内省したり、瞑想したりするなど、多くの時間を費やして向き合ってきたつもりだった
その必要性はあったと今でも思うが、ここ数年は堂々巡りであった気がする
何か行動を起こす、ということはなかった
‘人生に行き詰まったら何もしないのがいい’という言葉に惹かれたのは、具体的に何かをしないというよりも、あれこれ考え過ぎるのをやめろ、ということだったのかもしれない
考え過ぎて、それが逆に問題を探している状態になってしまっていた
今ここで向き合うことは向き合った
自分の問題は、ある程度軽くなった
これからは、考え過ぎず、気にしすぎずに行動をしていくことが必要だ、ということだと思った
ただ、考えることを一切やめる、ということではない
考える必要が出てきた時、考えてみたいと感じた時、は考えていく、向き合っていくだろう
これからも内省、瞑想などはしていくだろう
でも、これまでのように、無理にでも何かを考え出そう、無理にでも向き合おうとはしない
これからは、自分の中にあるものを出していこう、
あまり考え過ぎず、気の向くままに動いてみよう
アウトプットしていこう
その結果、返ってきたものについて考えればいい
そうしていくことが必要だ、
そういう生き方、考え方が、自分に足らなかったことだった
と思った