行き詰まった人生、その後…

my職業isひきこもり

自覚

 

自閉症スペクトラム障害だとはっきりと自覚した。

 

1年くらい前に病院の先生から僕はこの障害があると診断されたのだが、最近になってはっきりと自覚した。

 

自覚したきっかけはよくわからないが、子供の頃から今に至るまで上手く生きられなかったのは、この障害があったからだと悟れた。

 

普通の人なら、パッと見ればわかることがわからなかったり、

普通の人と感じ方が違うらしく、気持ちの交流ができなかったり、

人の気持ちになって考えることができなかったり、

手先が不器用だったり、

運動神経が鈍かったり、

こういうのは全て、自閉症スペクトラム障害の症状だったようだ、

と自覚した。

 

僕は何とかしてこれらを直そう治そうとしてきたが、脳の構造上の障害であり、恐らくは治らないらしい。

 

僕は今まで、何もチャレンジ出来ない、する気になれないのは、逃げがあるからだと自分を責める傾向があった。

 

だが、出来なかったのは、する気になれなかったのは、潜在意識では、能力的に無理だと分かっていたからだったんだと今では思う。

 

僕は今年で46だ。

でもこれが36だったとしても、26だったとしても、16だったとしても、変わらないと思う。

 

しかし、自分の人生詰んでいるのか、というと、そうは思わない。

 

では、自分の人生はどうなればいいのか、というと、

定職に就くとか、普通の人っぽくなる、ということでもないし、

成功して、大金持ちになる、という突飛なことでもない。

 

それは、自分の心が救われること。

それには、自分らしく在れるようになること。

それを、今の環境で成すということ。

 

でも、それがどういう感覚なのかが、わからない。

どうすればそうなれるかが、わからない。

 

自閉症スペクトラム障害の人とは、ある意味偏り過ぎている人だということができる。

僕も、偏っていたから、そういう脳をした身体に生まれてきたんだとも思う。

 

拘り過ぎず、今の環境、状況を受け入れて、広い心で在れるようになればいいと思う。

そういう反省が必要だと思う。

 

とにかく今は、精神的に疲労困憊している。

焦らず、追い詰めず、しばらく考えることから休もうか。