人間力
僕は、働く能力がない
仕事をする能力、気力もない、得意なこともない
その理由がわかった
僕は、魂的に、人間力がなかった
その、人間力、を磨くこと、身につけること
それが、この人生の命題だと、自覚した
僕は、子供の頃、こういう価値観があった
‘何かひとつのことを飛び抜けて出来きればいい’
‘それ以外のことは全く何も出来なくていい’
僕は、何かひとつのこと(仕事など)に依存して、執着して、人として大切なことを、蔑ろにする傾向があったようだ
他の人との、協調、共感、
自分の気持ちを伝えること、相手の気持ちを受けとめること
人と腹を割って話し合うこと、心の交流
そういう、人間力が根本的に不足していた、否定していた
その、人間力、を身につけるため、得意なこと、を封印されてきた
もっと言うと、働く能力、仕事をする能力、そのものを封じられた、のだと思う
何か出来ることがあると、それをすることに逃げ込んでしまうから…
何か出来ることはいいことだ
でもそれは、人間力のある人が何か技力という武器を身につけて、はじめて有能で人間らしく生きられる、ということだ
僕は、人間力なしで技力を身につけようとしていた
だが、それを天は許さなかったし、自分でも無意識のうちに許さなかったのだろう
何にも頼らず人間力のみでもって生きなさい、ということなのだろう
僕は、人と話せない奴だった
人の話も聞けない奴だった
人と友達になれない奴だった
人と無条件で話せるようになりなさい、ということなのだろう
裸一貫で、人として通用するようになりなさい、ということなのだろう
僕は、これから、人間力を身につけること、
人として通用するようになること、
を目標にしていきたいと思う
それは、素の自分で人と関わること、でもあると思う
それは、閉ざされた自分の心を開くこと、でもあると思う
まずは、心からの決心、その覚悟、をすることだ
具体的に何かをするのは、その後
決心、覚悟、が出来ていないと中身がすり抜けてしまうからだ
だが、いつまでも何もしないと、決心、覚悟、は永遠にできない、とも思う
しかし、いくら何かをやってみたとしても、人間力を磨くことに繋がらなければ何の意味もない
今の状態では、まだ何か間違っているような気もする
もう少し、考えを掘り下げてみようか